令和3年9月7日 同業他社様の処分場にてリチウム電池が原因とみられる大規模な火災が発生しております。

弊社におきましても、これまで再三に渡りリチウム電池等の取扱いに関する注意喚起を当HPにてご案内申し上げているところではございますが、今一度排出事業者の皆様へ大切なご案内をさせて頂きます。

リチウム電池は高容量、高出力、軽量な大変便利な電池として世界中で流通、使用されております。
私たちの身近なところでは、ボタン電池などで使用されているものスマートキー、補聴器、体温計、時計、電卓、玩具、など)、繰り返し充電して使用されるリチウムイオン電池スマートフォン、タブレット、電動工具、電気自動車、など)があり、日常的に手に触れる物ほとんどに内蔵されております。

一般のご家庭においても事業所においても、使用後に廃棄する際には出来る限り電池を取り外して頂き、同じごみ袋やダンボール箱に他の廃棄物と混合させる事無く、回収に来た者が一目で電池の存在に気付き適切な取り扱いを行えることが不意な事故を防ぐ事に繋がると考えます。

特にリチウム電池は出火・爆発の危険性が高く、排出事業者様の元で保管されている際にも多くの出火事例がございます。
落とした衝撃、水濡れでショート、混合状態により上に積まれた重量物での圧力で破裂など、多少の事での事故事例が報告されております。

電池を廃棄する際には、「今使用されている物から取外し、必要に応じて絶縁、一目で判るように分別して静置」などのご対応を是非よろしくお願い申し上げます。

上記のことから排出事業者様におかれましても電池の取扱いに関しては充分にご注意頂きまして、未然に事故を防ぐ事が出来ればと思います。

下記も併せてご参考ください
↓↓↓
電池絶縁の例