2018年9月から10月の2ヶ月にわたり「公益社団法人 北海道産業廃棄物協会」の要請を受け、震災廃棄物の処理応援として当社からクラム車とダンプ車や作業スタッフが厚真町や安平町、穂別などに向けて出動いたしました。
写真でも解るようにパークゴルフ場や公園などの敷地に災害廃棄物が次々と持ち込まれ、種類ごとに堆積していったとは言え、その量は11tダンプ車が数百台分以上にもなります。
当社では北清グループの角山開発㈱との連携により木製家具を苫小牧市のリサイクル処理場へピストン輸送し続け、およそ30m3積載のダンプ車で延べ80台分の処理を期間中に完了させることが出来ました。
実際の作業はクラム車で木製タンスや建具、テーブルなどを掴み取りダンプ車へと積み込みながら荷箱内で形を崩していきます。崩しながら積み込まなければあっという間にダンプ車が満タンになってしまいますので、クラム車のオペは熟練のテクニックとスピードで黙々と積み込み作業を行います。
東日本大震災や広島県豪雨、今回の胆振東部地震など国内では災害時に大量の廃棄物が発生致します。
当社では長年の事業継続により培ったノウハウや機動力を活かし、産業廃棄物協会や北清グループの連携を持って、廃棄物処理という静脈分野ではありますが今後も皆様へ微力ながらも貢献できる様に努めてまいりたく思います。